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用語集
トリハロメタンとは、どのような物質ですか?
トリハロメタンとは、下水処理場やし尿処理場の排水や水中に含まれているフミン質(有機態窒素化合物)や親水性酸などと消毒剤として用いられている塩素が反応して生じる消毒副生成物です。トリハロメタンは発ガン性が確認されたことによって、水質基準が決められた初めての有害化学物質です。
なぜ、水道水中に溶け込んでいるのですか?
浄水場で消毒の為に添加している次亜塩素と、水道原水の富栄養化により増加しているフミン質や親水性酸等の有機化合物が化学反応することにより発生する副生成物質です。
水道水中にどれくらいの濃度で溶けているのですか?
水道局の調査では、平均0.028mg/l(最大値で0.045mg/l)のトリハロメタンが、一般家庭の水道水中から検出されています。日本国内でのトリハロメタンの水質基準値は0.1mg/l以下ですから、基準値の1/3以下ではありますが、アメリカ国立がん研究所(NCI)では、「わずかな量でも発ガン性物質を取り込むと、何らかの危険が生じ、その積み重ねは危険の増大を招く」と忠告しています。しかし、国内の水道水も、ドイツの水道水質基準値 0.025mg/lなら日本の水道水のほとんどが飲料不適の水となります。
トリハロメタンの人体への影響は?
発ガン性、腎毒性、腎臓腺腫、肝毒性、肝細胞ガンなどを誘発することが明らかになっています。
どうすれば取り除けますか?
トリハロメタンはご存じのように、竏駐x沸騰させれば取り除けますが、沸騰させると水道水中の揮発しない有害化学物質(硝酸性窒素やホルムアルデヒド)や有害金属(水銀や鉛)を濃縮することにもなり、煮沸や冷却の時間や手間を考えれば、G WATER ジー ウォーター浄水器を使うのが最も効果的です。活性炭方式の浄水器では、トリハロメタンを除去することは非常に困難です。 0.0001ミクロンの逆浸透膜を採用しているG WATER ジー ウォーター浄水器ならトリハロメタンも除去できます。
水道法水質基準について
日本の水質基準(総トリハロメタン)・・・・・0.1mg/l以下
ドイツ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.025mg/l
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