用語集
・テトラクロロエチレン
テトラクロロエチレンとは、どのような物質のなのですか?
別名は、パークロロエチレン、パークレン、四塩化エチレン、PCEなどと呼ばれています。ドライクリーニング用の洗浄剤や金属洗浄用の溶剤、 フロン113の原料等に使用されています。無色透明で不燃性であり洗浄剤として優れた揮発性有機塩素化合物です。
なぜ、水道水中に混入するのですか?
今のドライクリーニング工場や電子工場などの廃水が河川や地下水に混入し、水道水を汚染しています。地下水中では蒸発しないので、 数十年も残留します。井戸水などの地下水では、嫌気状態なので微生物により環境ホルモン物質のトリクロロエチレンやジクロロエチレン、エチレン、 発ガン物質の塩化ビニルなどに徐々に分解されます。私たちの水道の約26%は地下水を利用していますので、このような物質が混入してくるわけです。
どれくらい水道水中に含まれていますか?
地下水地域では、飲料水基準(0.01mg/l以下)の1000倍以上のテトラクロロエチレンが検出された報告があります。
テトラクロロエチレンの人体への影響は?
環境ホルモン物質としての影響は、めまい、頭痛、吐き気、腹痛、中枢神経障害、肝機能障害等を引き起こします。
水道法水質基準について
日本の水質基準・・・0.01mg/l以下
WHO・・・0.04,g/l以下
アメリカ・・・0.005mg/l以下(将来目標値はゼロmg/lを予定しています。)
※従来の浄水器では、テトラクロロエチレンを除去することは不可能ですが、0.0001ミクロンの逆浸透膜を採用しているG WATER ジー ウォーター浄水器ならテトラクロロエチレンでも除去できます。
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